エンタルピ(kj/kg(DA))
ある状態における 湿り空気の保有する全エネルギーを熱量単位で示したものがエンタルピです。
空気線図で見ると27℃、湿度50パーセントの空気と22℃、湿度80パーセントの空気が同じ熱量をもつということです。湿気(水蒸気)は水が気化するときに気化熱という熱量が必要です。
水1kgの温度を1度上げるのに必要な熱・日熱4.2kJ/kg・k(18度)、
水1kgを気化させる熱量・気化熱(100度)、2250kJ/kg。
空気の比熱は1.006kJ/kg 空気1m3は約1.2kg
夏、私の事務所でダイキンの除湿機を運転しました。湿度80パーセント、室温27℃。
確かに除湿はしてくれますが除湿されて出てくる温度が40℃で室内の温度が上がり快適とは感じませんでした。
水蒸気の潜熱が空気に置き換えられエネルギーの総和が同じだからだと思います。
除湿した空気を屋外に排出出来ればいいのですが。(これって結局エアコンなんですね)
冬、床暖房の事務所で加湿機を運転します。
室温20℃湿度25パーセントを湿度40パーセントの状態を目指します。しかし、加湿器からでる空気は17℃ぐらいで、室温が徐々さがってしまいます。
確かに湿度は上昇しますが温度は下げたくなのに。これも水を水蒸気に変える気化熱が奪われているから。
エアコンは、室外機と室内機に分かれていますが、除湿機はエアコンの室外機と室内機をコンパクトにまとめたものなんですね。
透湿性(調湿性)のある素材だけで壁を造った場合に理想と逆の方向に湿気(水蒸気)が移動してしまうことを湿気(水蒸気)の移動の項で触れましたが水蒸気が移動するということは熱も移動するということです。
24時間換気で換気する以外に壁・天井、隙間などから理想と反対の方向に湿気が移動、そして一緒に熱も逃げていく(入ってくる)ことになるため調湿性を期待する内装材を使うときほど防湿層の施工が必要になります。
ある状態における 湿り空気の保有する全エネルギーを熱量単位で示したものがエンタルピです。
空気線図で見ると27℃、湿度50パーセントの空気と22℃、湿度80パーセントの空気が同じ熱量をもつということです。湿気(水蒸気)は水が気化するときに気化熱という熱量が必要です。



夏、私の事務所でダイキンの除湿機を運転しました。湿度80パーセント、室温27℃。
確かに除湿はしてくれますが除湿されて出てくる温度が40℃で室内の温度が上がり快適とは感じませんでした。
水蒸気の潜熱が空気に置き換えられエネルギーの総和が同じだからだと思います。
除湿した空気を屋外に排出出来ればいいのですが。(これって結局エアコンなんですね)
冬、床暖房の事務所で加湿機を運転します。
室温20℃湿度25パーセントを湿度40パーセントの状態を目指します。しかし、加湿器からでる空気は17℃ぐらいで、室温が徐々さがってしまいます。
確かに湿度は上昇しますが温度は下げたくなのに。これも水を水蒸気に変える気化熱が奪われているから。
エアコンは、室外機と室内機に分かれていますが、除湿機はエアコンの室外機と室内機をコンパクトにまとめたものなんですね。
透湿性(調湿性)のある素材だけで壁を造った場合に理想と逆の方向に湿気(水蒸気)が移動してしまうことを湿気(水蒸気)の移動の項で触れましたが水蒸気が移動するということは熱も移動するということです。
24時間換気で換気する以外に壁・天井、隙間などから理想と反対の方向に湿気が移動、そして一緒に熱も逃げていく(入ってくる)ことになるため調湿性を期待する内装材を使うときほど防湿層の施工が必要になります。


